モノクロで描く北海道
2008年 01月 10日
マイケル・ケンナ氏のセミナーに行ってきました。
以前に新聞でモノクロ写真集「HOKKAIDO」が米国で出版されてロングセラーになっているという記事を読んだことがありました。
私はあまり写真家を知りませんので、その時初めて彼のことを知りました。(ちょっと恥ずかしい?)
今回のセミナーはカメラ技術を教える講座ではありませんでした。
ケンナ氏の心の目で捉えている北海道の魅力とロケ地としての優位性を、コーディネーター加藤氏の現場を撮影したデジタル写真とケンナ氏のモノクロ作品を通してお話ししてくれました。
撮影風景を記録したDVDの上映は本当に貴重なものでした。
ケンナ氏は特に雲にこだわっていました。
天気の良い日はコントラストがつきすぎて「悪い天気です」とおっしゃっていました。
表現手段が黒と白の濃淡のみなのですから、雪原の中に絡めるモチーフを探し出すその感覚の素晴らしさ。
湖へ伸びる橋桁が空へと吸い込まれてゆくように見える。
屈斜路湖で見つけた彼の恋人の木は、風雪で歪曲したラインが夜明の光線で更に凛とした存在に見えました。
モノクロで夜明の空気感まで表現する感覚の鋭さに心が踊りましたね。^^
自分を表現する中に、一つ宝物が増えました。
以前に新聞でモノクロ写真集「HOKKAIDO」が米国で出版されてロングセラーになっているという記事を読んだことがありました。
私はあまり写真家を知りませんので、その時初めて彼のことを知りました。(ちょっと恥ずかしい?)
今回のセミナーはカメラ技術を教える講座ではありませんでした。
ケンナ氏の心の目で捉えている北海道の魅力とロケ地としての優位性を、コーディネーター加藤氏の現場を撮影したデジタル写真とケンナ氏のモノクロ作品を通してお話ししてくれました。
撮影風景を記録したDVDの上映は本当に貴重なものでした。
ケンナ氏は特に雲にこだわっていました。
天気の良い日はコントラストがつきすぎて「悪い天気です」とおっしゃっていました。
表現手段が黒と白の濃淡のみなのですから、雪原の中に絡めるモチーフを探し出すその感覚の素晴らしさ。
湖へ伸びる橋桁が空へと吸い込まれてゆくように見える。
屈斜路湖で見つけた彼の恋人の木は、風雪で歪曲したラインが夜明の光線で更に凛とした存在に見えました。
モノクロで夜明の空気感まで表現する感覚の鋭さに心が踊りましたね。^^
自分を表現する中に、一つ宝物が増えました。
by landscape-stories
| 2008-01-10 14:37
| 日常