写真展の受付をすると楽しみなのがお客さんの反応。

じーっと 腕組みをして難しい顔をしながらぐるっと回って
帰り際にひとこと「いやぁ。すばらしいですね」とおっしゃったときのすてきな笑顔。

「かわいい~~!」「きれい!」と感嘆の声を上げる若い女性。
その様子を見て、今求められているものを改めて知ったりします。

写真を撮られていると見受けられるグループは、これはこういう状況で・・・と分析してます。
皆様勉強熱心で、日々ぼーっとしている私は頭が下がります。

作品を見てどんな反応をされるのかひとそれぞれで、見るのが楽しみであり
特に「あ~!あれ撮った人ですか?!」なんて声を掛けて頂くと本当に嬉しいです。

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お昼くらいに背の高いきれいな女性が
「あの作品を撮ったMiyakoさんって・・・同じ匂いを感じるんだけど」と声を掛けて下さいました。
「それ 私なんですが・・・」
「出身校のベースが同じなの。何年もミッションスクールに通っていると心のどこかに必ずある言葉ってありますよね。
写真を見てこの神がかったものは何だろうってプロフィール見たらやっぱりそうだった」って

今回の作品テーマは旧約聖書の創世紀からとりました。

数年前から、自分の生き方は肯定しながらも他人の幸せをねたみ、無差別に関係のない人を殺害する事件が多発してます。
雇用形態も様々になり、生活の格差も広がったといわれています。
個人の利益を追求するあまり、会社が社会に対する責任を置き去りにしてしまう・・
そんな自己中心的な経営者がおこした食への不安もありました。

旧約聖書では、神は最初に天地を創造されたとあります。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光あれ」
天と地だけでは世の中は混沌としていましたが、光を導いたことで第1日目が始まったのです。

光は暗い世を照らします。
そしてそれは平等に降り注いでくれるんです・・・人 動物 植物の区別もなく
全ての命に平等に降り注ぐんです。
その事を伝えたくて選んだ5枚です。

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普段は出身校などプロフィールに書かないのですが、今回のテーマを選んだことで書いてみました。
あの若くて多感な時期に、毎日牧師先生の説教を聞き、先生の言葉に耳を傾け
世の中のことや人との繋がりを考え、そして日々感謝することが、ごく自然に身についたような気がします。
今の「自分」はすべて自ずから発信されているのです。誰のせいでもない。
人との縁もそうです。一つ一つ知らない力から与えられた大切な繋がりです。
それは、光と同じ。 社会と繋がってゆく全ての人に与えられた大切な糸だと思います。
それを断ち切るか、一本一本大切に紡いでゆくか・・・・それが自分が作り出す運命なんでしょうね。

どんな人生を歩もうとも、人との繋がりを大切に紡いでいけば、きっとそのことが未来へ繋がると信じています。

1枚の写真で、希望を感じて下さると幸いです。

受付をしていて、そんな私に共感して下さる方が声を掛けて下さって、
嬉しい一日でした。
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by landscape-stories | 2008-11-24 22:47 | 撮影

北海道 特に富良野・美瑛での撮影日記や日々の出来事など


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